自分の資格を活かした独立開業
弁護士や公認会計士、税理士、社会保険労務士、不動産鑑定士、司法書士、行政書士などの資格を活かして独立開業するのがこの起業のパターンです。
世間では「先生」と呼ばれて気分も良いのですが、但し、この様な資格を取得するのはそう簡単ではありませんね。
もしこの様な資格を活かした独立開業を目指すならば、一般的には学校を卒業してすぐに目指す資格の事務所で事務員として働きながら、資格取得を目指して勉強するなどの計画性と準備が必要です。
ただ資格によってはサラリーマン時代に仕事を通じて勉強し、資格を取得する事が可能なものもあります。
例えば不動産会社に勤めている人が不動産鑑定士や司法書士の資格取得を目指したり、会社で長年福利厚生関係の仕事をしていた人が社会保険労務士の資格取得を目指すなどです。
しかしいずれの方法を取るにしても、資格を取得するまでには皆がアフターファイブを楽しんでいる時間にも猛勉強をするなど、相当な努力と「絶対に合格するぞ」という強い心構えが必要です。
又、このパターンの独立開業はちょっと考えると資格さえ取得すればすぐに起業が出来る様に思えますが、実際はそう簡単ではありません。
世の中には同じ資格を持った人は大勢いますので、資格を取ってすぐにどこかのビルの1室を借りて「○○士事務所」の看板を上げればすぐにお客さんが来てくれると思ったら大間違いです。
お客さんに来てもらおうと思ったら、他の業種での起業の場合と同様に相当な営業努力が必要になります。
世の中に営業努力をしなくても収益が確保出来る独立開業などあり得ません。
ですからこの様な資格を活かした独立開業を目指す場合は、資格を取得した後も暫くの間先輩の大先生の事務所で働きながら、その間に人脈を広げて独立開業の準備をするのが一般的です。
ただ独立開業してうまく軌道に乗れば収入も増え、社会的なステータスも高く、世の中の好不況にもあまり左右されない商売ですので、特に若い人などは資格の取得を目指して努力の「し甲斐」はあります。