うまい話には乗るな!
独立開業してすぐにサラリーマン時代の何倍もの年収が稼げる様なバラ色の起業などめったにありません。
もちろんゼロとは言いませんがそれは3億円宝くじの1等に当選する位の確率です。
インターネットなどを見ると、よく独立開業を目指すサラリーマンをターゲットに、「開業1年目で年収1千万円」などと言って、フランチャイズチェーンや代理店への参加者を募る広告などがありますね。
しかしよく考えてみてください。
もしそんなおいしい商売があるなら私だったら他人をフランチャイザーや代理店にせずに、どんどん直営の店舗を出店して利益は自分だけで独占します。
こういううまい話というのは「競馬必勝法」、「パチンコ必勝法」のたぐいと同じと考えてまず間違いありません。
起業というのはどんな業種でもどんな斬新なビジネスモデルでも、数年間はサラリーマン時代より収入が減少するのが一般的です。
資金だけがどんどん減って資金繰りで胃が痛い日が続くのは、サラリーマンが起業をした場合の誰もが通る普通の姿です。
今をときめくベンチャー企業の雄の上場企業の社長さんでも、創業当時社員の給料を払ったら自分の収入はゼロになり、1ヶ月間3食カップラーメンばかり食べて過ごしたという方もいます。
独立開業を目指すサラリーマンを食い物にしようといううまい話はたくさんありますので、起業に関する情報を集める時は十分注意する必要があります。
起業に関する情報の信憑性を確かめる場合、一番良いのは自分の目と足で情報を確認する事です。
例えば飲食店のフランチャイザーに応募する事を考えている場合は、既に開店して営業しているフランチャイザーのお店の内、立地条件が自分の開店しようと考えている場所と良く似たお店にお客として行ってみます。
お昼時や夕方、夜など時間帯を変えて行ってみると、自分が独立開業した場合のお店の状況がある程度想像出来ます。
飲食店のフランチャイズ店というのは食材を本部から提供され、味付けのレシピも本部から提供されて味は皆同じですので、立地と接客だけの勝負になります。
起業した後は融資に関するうまい話もよくありますので注意してください。
独立開業したばかりの個人はもちろんの事、例え法人にしていても銀行や信金など普通の金融機関は融資を申し込んでも簡単に応じてくれませんね。
それが世の中の常識で独立開業したばかりで、商売がまだ十分軌道に乗っていない相手に有利な条件で金を貸してやろうなどというのは、そもそも胡散臭い話と考えてまず間違いありません。
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