大資本と競争しない
独立開業をする時の業種やビジネスモデルは、大資本と競争するものは成功の見込みが極めて低いですね。
大資本が乗り出して来る様な分野に、資金も無ければ人材もいない起業したばかりのちっぽけな個人が参入して競争すれば、あっという間に踏み潰されてしまいます。
特にITやネット関連の業種やビジネスモデルの場合は、既に大資本が同じ様な事業を手掛けていたり、進出を予定している場合が多いので、実際に起業する前に自分の考えているビジネスモデルについて、大資本と競合しないかどうかをよく調べておきます。
皆さんだって自分がお客さんの立場になれば、テレビCMなどでお馴染みの大きな会社と、聞いた事も無い会社のどちらから買うかと言えば、同じ商品でも大きな会社から買うでしょう?
それが普通の消費者の心理ですから、最初から大資本と競争したのでは勝ち目はありませんね。
現在は昔と違って大企業でも子会社などを作ってかなりニッチな分野にも参入していますので、大資本の手掛けていないビジネスモデルを探すのは難しいのですが、それでもサービス業の様な業種では大企業が手掛けていないサービスはあります。
起業をするならそういうビジネスモデルが狙い目ですが、但し、儲かるとなったらすぐに大資本が参入して来ます。
例えば嘗ては若いクリエーターが起業した小さな会社も活躍していたゲームソフト業界など、今では小さなゲームソフト開発会社はすっかり淘汰されて、数十億円の開発費を用意出来る大資本の独断場になっています。
小さくても面白いゲームソフトを作る会社もあったのですが、今はどうなってしまったのでしょうね。
ただこのゲームソフト業界の例でも、最初から大資本と競争したわけではありませんので、初期の段階で参入した小さなゲームソフト開発会社はそれなりの利益は上げています。
中には創業者がM&Aで大資本に株式を売却して、大きな創業者利益を得たケースも少なくありません。
大資本が乗り出して来て自力での生き残りが難しくなった場合、この様に株式を売却して新たな分野に転進するのも賢い考えかも知れません。
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